【日本財政について】日本の借金は「お父さん」が「お母さん」からお金を借りているようなものだ!!
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【日本財政について】日本の借金は「お父さん」が「お母さん」からお金を借りているようなものだ!!
日本の国債や「Primarybalance」における話の中で、我が国の債務残高の対GDP比が200%を超えたから、日本経済はいずれ破綻するだとか、債務不履行(デフォルト)に陥ったギリシャ経済(170%前後)よりもひどい日本財政だということを言う人がいる。この話には違和感を感じていたものの、明確な答えを出すことも出来ずにいた。
”「お父さん」が「お母さん」からお金を借りているようなものだ”
その答えはみずほ総合研究所常務執行役員でチーフエコノミストの高田創氏が書いた、レポートの中にあったように感じる。高田氏はレポートの中でこう言っている。
”日本の国債を巡る環境について長らく著者は、日本に「家」としての債務はないが、同じ「家」のなかで、「お父さん」が「お母さん」からお金を借りているようなものだとした。ここで「お母さん」は「お父さん」の完全な債務返済までを望むものではないが、「最低限の愛の証」としてせめて「返済に向けた素振り」、「姿勢」を財政規律で見せることを望んているとした。”
まさに、その通りではないかと思った。このくらいの義務感、このくらいの距離感が日本の債務返済に求められているところなのだと思う。高田氏の言葉を借りるなら『家としての債務はない』というのが、今の日本財政の実情だと思うのだ。
参考URL:みずほ総研リサーチTODAY
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/today/rt150618.pdf